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ブログ · 2026年6月12日

ラック洗浄機のスループット計算 — ピーク vs 平均

1 日 5,000 トレーを処理する工場が 1 台か 2 台かは、平均ではなくピーク戻り率で決まる。

ラック洗浄機を 1 台買うか 2 台買うか — この判断は 平均サイクル数 ではなく ピーク戻り率 で決まります。日本の食品事業者でよくある誤算とその回避方法を解説します。

なぜ平均では駄目か

工場には不均等な負荷分布があります。製パン工場で 1 日 5,000 トレーを処理しても、戻りタイミングは以下のような分布:

  • 00:00-03:00: 1,500 トレー(夜勤シフト末)
  • 03:00-06:00: 500 トレー
  • 06:00-12:00: 1,200 トレー
  • 12:00-18:00: 1,000 トレー
  • 18:00-24:00: 800 トレー

平均 = 208 トレー/時。 PTW-1900 1 台で十分(450 トレー/時)。

しかし ピーク戻り率 500 トレー/時(00:00-03:00)。ここで詰まる。

業種別ピーク特性

製パン(山崎製パン、敷島製パン、Pasco)

ピーク: 深夜帯(00:00-03:00)。 シフト末の生地・パン型一斉戻り。

機内食(ANA Catering、JAL ロイヤルケータリング)

ピーク: フライト出発 3-4 時間前。 朝の長距離便集中。

ホテル(帝国ホテル、ホテルオークラ、リッツカールトン)

ピーク: 昼夕の宴会終了直後。 結婚式当日は朝昼夕 3 回。

病院(順天堂、東京医科歯科、聖路加国際)

ピーク: 食事配膳後 30 分以内。 朝・昼・夕 3 回。

サイジング決定

ピーク戻り率 ÷ PTW-1900 1 台のスループット(450 トレー/時) = 必要台数。 余裕係数 1.2 倍を推奨。

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