PTW-1900 の電力仕様は欧州標準の 380 V 3 相 100 A 70 kW。日本の標準である 200 V 3 相に接続する場合の電気設計を解説します。
電力プロファイル
サイクル中の電力消費は均一ではありません:
- ヒーター ON(20-30 秒): 70 kW 全負荷
- ポンプ運転(3-5 分): 5-7 kW
- リンス(60 秒): 70 kW 全負荷
- ドレイン + 待機: 1-2 kW
平均消費: 6 分サイクルあたり 3 kWh = 30 kW 平均負荷。 ピーク: 70 kW × 90 秒。
200 V 3 相変換
日本国内では 380 V 3 相機械を 200 V 3 相に変換するためにトランスを介します。 受電容量 = 70 kW + 5 kW(変換損失) = 75 kVA。
ただし、平均負荷は 30 kW なので、契約電力は 50-60 kVA で運転可能(瞬間ピーク 70 kW は契約電力ペナルティ対象になりうるため、進相コンデンサで力率改善推奨)。
ステーマ版(蒸気)代替
工場に既に蒸気が来ている場合、PTW-1900 蒸気版を選ぶと電気負荷は 7 kW のみに圧縮できます。 山崎製パン、敷島製パン、ANA Catering、味の素のような既存工場では蒸気版が有利。